INTERVIEW
#11
未来の暮らしへ夢が広がる『キッチンが中心にある家』
SPEC
- 建築場所
- 栃木県塩谷郡高根沢町
- 完成年月
- 2021年4月
- 延床面積
- 169.18㎡(51.12坪)
- 家族構成
- 夫婦二人+子ども二人
打ち合わせが終わるのが寂しいと感じるほどに、 楽しくて充実した家づくり
田園風景がつづく自然豊かな場所に佇む、ご夫婦と姉妹の4人で暮らすS様邸。
ご夫婦とランド・フォレストが一緒に考えぬいたこだわりが、細部にまで詰まっています。
S様ご夫婦が家づくりを検討しはじめたのは、上のお子様が生まれて1年ほどが経とうとしたときでした。
まずは総合展示場に足を運び、大手ハウスメーカーから地元の工務店まで幅広く見学をしたといいます。
「展示場はたくさんの家が見れて参考にはなるのですが、いろいろ大変なことも多くて。
正直、疲れてしまったんです(笑)。でも、ランド・フォレストさんとは楽しく話ができました」
当時を振り返るのは奥様。
旦那様は、5社ほどと打ち合わせを重ね、
最終的にランド・フォレストに決めた理由は大きく2つとお話くださいました。
「1つ目は“フィーリング”です。営業、設計のそれぞれの担当者さんが打ち合わせに同席してくれたのですが、
家づくりへの情熱を感じました。2つ目は、初めてお会いしたときから営業をされていると感じなかったこと。
まだ検討段階なのに、とても親身になって提案をしてくれたのが印象に残っています」
理想の暮らし方を叶える『キッチンが中心にある家』
ご夫婦共に強い思い入れがあったのは“キッチン”でした。
その理由には、お二人のご家族やご友人と過ごす時間への想いが垣間見えます。
「家族とゆっくりと話をする場所は、昔から食卓が多いと感じていました。
また友人や親せきが集まったときなども、お茶や食事をするのはダイニングです。
自然とリビングよりも長い時間を過ごす場所だと思っていました」と旦那様。
加えて奥様も「やっぱり家の中でもっとも長く立つのがキッチンです。
だからランド・フォレストさんにもいろいろとアドバイスを受けて、
収納はもちろんキッチンからの視線も意識してつくってもらいました。
感覚としては『キッチンが中心にある家』ですね」とのことでした。
実際にキッチンからは目の前のダイニングはもちろん、
隣接している和室とリビング、さらに玄関に目が届くようになっています。
キッチンで家事をしながらも、家族の存在を感じることができるようになっています。
また、“薪ストーブ”、“キッチン”、“家事導線”、“自然素材を取り入れる”というこだわりもお持ちでした。
「いま振り返ると、部分的に取り入れたいことは他にもあったと思います。
打ち合わせをしていく中で、さまざまな提案をいただき、いろんなことが取り入れられていきました。
打ち合わせが進むにつれ、理想以上の家になっていくのを感じました」。
家の中を一周するだけで、随所にそれらのポイントが散りばめられているのが分かります。
まずは玄関の正面に配された栃木県の名産である大谷石の壁。
ご夫婦の結婚式に縁がある素材ということで、贅沢につかわれていました。
そして床には自然素材の無垢板。部屋やスペースによって貼り方にもこだわっていることがよく分かります。
モデルハウスにヒントをもらって完成した先の暮らしまで考えられた空間
家づくりを進めていく中で、S様ご家族が参考にしたのはランド・フォレストが展開するモデルハウスの数々でした。
「他の会社さんも見学はしました。
ただモデルハウスというだけあって『いいな』とは思うのですが、実現が難しいものも多い。
その中でランド・フォレストさんの建物は、一つひとつの空間がリアルサイズになっていたので、
見学しながら自分たちの暮らしのイメージが広がっていきましたね」。
実際にランド・フォレストのモデルハウスを参考にしていただいた空間も多いようです。
「例えば先ほどお話したキッチンを、玄関から入って最初の空間にしたのは、
東宿郷のモデルハウスを見学したのが決めてでした。
さらに特徴的だと感じたのは、リビングやダイニングなどの一般的に必要な居室以外の空間です。
具体的には、カフェスペースや本棚、階段上のフリースペース、シアタールームなどをつくってもらいました」。
眺めの良いカフェ・スペースは、仕事用のパソコンを置いて
リモートワークに取り組むのにもぴったりなスペースになっています。
「窓の外の優しい木々の緑を眺めながら仕事をしています。リビングや寝室とは違った、
こういう自由な空間は本当に大切だなと感じました。おかげで家でも仕事に集中できます」とS様。
「今は娘たちも幼いので気にならないと思いますが、中学生、高校生となるにつれて、
時には一人になりたい日もくるはずです。
そういったときに、自室にこもってしまうだけではなくて、顔は見えなくとも存在は感じられ家がいいなと思っていました。
ランド・フォレストさんは、そういった将来的な家族との関わり方も含めて提案してくれたのが嬉しかったですね」
と旦那様は語ります。
空間を広くとるために、壁をつくらないというのも一つの選択肢です。
ただ視線の遮り方や、床を1段下げた空間を設けるなどで、
プライバシーを保ちながら緩やかに家族がつながる空間をつくるこを、ランド・フォレストではおすすめしています。
自然と人を呼びたくなる、理想的な住まい
家が完成してから数年がった今、家づくりをしていた当時を振り返ることもあるそうです。
「暮らし始めてからも『こうしておけば良かった』という後悔みたいなものは出てきていません。
それにランド・フォレストさんとの家づくりを思い出すと、営業の方、設計の方、
そして私たち夫婦が一緒につくり上げた家だったと改めて感じます。
一方的に提案をされるわけでもなく、私たちのオーダーに対して、常により良い方法を探ってくれました。
だからこそ、後悔のない住まいが出来上がったのだと思います」。
さらに奥様からはこんな言葉も。
「打ち合わせの時に、唯一意見が割れたのが階段を上がったところにあるフリースペースでした。
正直に言うと『本当に要るのかな?』と思っていたのですが、今では私が一番活用しています(笑)。
室内干しができるのが本当に便利。やっぱりプラスαの空間はすごく大事ですね」と笑顔がこぼれます。
これからはご夫婦でお庭の手入れや家の周りにある竹林の整備なども行い、
もっと人が集まる家にしたいと語るS様ご家族。
この住まいでの暮らしはまだまだはじまったばかりです。
数年後、数十年後にもきっと新しい”心地いい暮らし“があることでしょう。