INTERVIEW

#12

ピアノが美しく響く空間で、日々最上の贅沢を味わう

SPEC

家族構成
夫婦二人

「大好きなピアノを生活の中心に」
長年の夢の実現に向けて

美しい3台のグランドピアノが並ぶ、間接照明の光に照らされたステージは壮観で、一瞬ここが個人宅のリビングであることを忘れてしまいます。

結婚を機に、二人で住む家を建てることを決めたK様ご夫婦。理想のイメージとして真っ先に思い浮かんだのは「ピアノが中心の家」ということでした。「いつでも大好きなピアノが目に入る、毎日触れられる、そんな生活が理想でした」奥様は家づくりを機に、夢に描いた暮らしが実現できるという期待が高まったそうです。

お二人とも幼少期からピアノに親しんでいらっしゃったというK様ご夫婦。

多くの時間をピアノが眺められるリビングで過ごすそう。

ランド・フォレストを知ったきっかけは旦那様が仕事で繋がりがあったこと。けれどランド・フォレストが標準で使用している無垢材は、ピアノにとっても良いと奥様も家づくりのパートナーとして納得。「壁や床の材質によってピアノの音の響き方も変わりますから」という言葉に、奥様のピアノへの愛情が伺えました。

夢だった「ピアノが中心の家」が叶ったリビング・ダイニング。

程よく空間を明るい印象するカバ桜の無垢床材。

ステージを一段高くしてより特別な空間に。

ピアノのステージが描き込まれた図面に一目惚れ

「とにかく毎回とても楽しくて、ちょっとしたイベント感覚でした」というのが旦那様の打ち合わせの印象。「最初に、私たちのから漠然としたイメージの希望をお伝えしました。ピアノを中心とした広々としたリビング…という感じですね。すると、次の打ち合わせの時には図面にこのピアノステージが描かれていたんです。それを一目見て完全に心を掴まれました。『これはすごいな』と」。

初めて見た時に驚いたピアノのスケールも細かく再現して描かれた図面。

初回提案分の図面も保管されるほど思い出深い家づくりになったようです。

奥様は「ランド・フォレストさんは私たちと一緒に真剣に家づくりに取り組んでくれて。それが嬉しかったです。要望を聞いてくれる会社さんは沢山あると思うんですけど、ランド・フォレストさんは『こうするともっと良くなると思います』とご自身の意見もどんどん言ってくださって。『この家を良くするために本当に一生懸命考えてくださっているんだな』と感じました」と話してくださいました。

「屋根の角度ひとつとっても、担当者さん達で話し合いながら『この角度がいい』『いや、もっとこうがいい』と徹底的に追求してくました。一切妥協しないという姿勢に、信頼が増していきました」。

一方「ピアノが主役」という点以外では、それぞれにこだわりたいポイントが違っていたそう。「主人は屋根がある大きなガレージが譲れない希望で、私は沢山のお洋服やロングドレスを収納できる鏡張りのクローゼットに憧れていました」と、奥様。

結果として、その空間へ強い思いがある方に任せることに。自分のお気に入りの場所は、思う存分好きなように設計できる。その楽しさが、K様ご夫婦が深い満足を得られた理由なのかもしれません。

ご夫婦それぞれの気に入りやこだわりがいろいろなところに詰めこまれています。

プロも認めた音響効果、理想通りの「ピアノが中心の家」

完成した家に住んでみた感想をお聞きすると、「ピアノホールは天井部分が吹き抜けになっていて、音がとても綺麗に反響します。ピアニストのお友達をお招きした時に『ここでレコーディングさせてもらえませんか?』と言ってもらって。プロの方にそう言われるくらい完成度の高いホールになって、本当に満足しています」と、嬉しそうな奥様。

ご夫婦共通の理想であった「ピアノが中心の家」。特にピアノホールはピアノのことを考えてつくり込まれています。「ピアノに直射日光があたるのを避けるため、提案にあった窓を無くしてもらいった代わりに足元に窓を設けて、程よく自然光を採り入れています」。

また、珪藻土を使ったことも奥様のお気に入りのポイント。調湿効果のある珪藻土はピアノの音が美しく響く空間に一役買っています。「凹凸のある塗り方も、音の反響に良い効果があると思います」。

理想の家で叶える、理想のライフスタイル

この家で何度かご友人を招いてホームパーティーを開いたというご夫婦。「ピアノつながりの友人が多いので、我が家で一緒に練習したり、連弾を楽しんだりしています。一度遊びに来てくれた友人に『ぜひまた来たい』と言ってもらえるんです」「もちろん、私と主人が一緒に弾くことも。生活の中に当たり前のようにピアノがあって、本当に幸せだなと感じます」。

K様ご夫婦の生活はピアノホールのあるリビングが中心。綺麗に芝生をひいたお庭にはデッキも設置されていますが、そこで過ごすのは今後のお楽しみだとか。「そのうちデッキでバーベキューができたらいいな、とは考えています」。

息の合った素敵な演奏を聞かせてくださいました。

家ができたことで新たに購入されたピアノ。

2階には奥様こだわりのクローゼットと寝室といったプライベートな空間をまとめています。夜に休むために寝室へ上がってから、朝身支度を終えて降りてくるまでが2階で完結。「生活スペースは、余計なものはなくスッキリしているけれど、欲しいものはしっかりあるという感じ。とても快適です」。

さらに「ここでの暮らしが始まってから、お部屋に絵を飾りたいと思って相談すると、すぐに壁にフックを取り付けてもらえました。完成したあとも変わらずお付き合いが続いていて、何かあればすぐ相談できるのが嬉しいです」と、奥様。ご主人からは「将来的にリフォームが必要となった時にも、ぜひまたお願いしたいですね」というお言葉をいただきました。

爽やかな白でまとめた使い心地の良い広いキッチン。

プライベートなスペースは2階にまとめて配置。

ゆっくりと身支度ができるゆとりある洗面室。

音楽への夢を、さらに大きく広げてくれる家に

最後に奥様は素敵な夢を語ってくださいました。「いつか、この家でサロンを開きたいと思っているんです。ピアノ好きの方に色んな種類のピアノに触れてもらったり、一緒に演奏を聞いたり…。この家でそんな時間が持てたらいいなと思います」。ピアノが好きな人たちが自然と集い、いつも美しい音色で満たされる家。K様ご夫婦の思い描いた理想の家が、今後も新しいご縁を生み、さらに別の誰かの音楽への夢を掻き立ててくれるかもしれません。

 

間接照明や窓のの配置でピアノやハープをより美しくみせる演出を施しています。