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設計グループより、「間接照明特集」を掲載させて頂きます!

Category
設計レポート
Date
2024.4.29

ホームページをご覧頂いている皆様、こんにちは!

設計ブログを開いて頂きまして、ありがとうございます。

 

今回は完成物件のご紹介ではなく、間接照明についてご紹介させていただきます!

「間接照明」と一口に言っても、さまざまな造り方がございます。壁を照らすのか、床を照らすのか、はたまた、天井を照らすのか…そしてどのような形で間接照明を建築に組み込むのかも多種多様で、実はとっても奥深いのが間接照明の世界です。さりげなく、そしてオシャレに仕上げられるのかは、私たち設計担当の腕の見せ所でもあります。

今回はそんな間接照明に注目して特集いたしますので、ぜひ最後までお楽しみください!!

こちらは、リビングの一角に設けたタタミコーナーの事例です。

奥側の天井にも間接照明がございますが、今回注目頂きたいのは下の部分、タタミコーナーの部分は床上がりとなっており、その下にも間接照明を組み込んでいる点です。

このように、床上がり部に間接照明を計画すると床を照らすことができます。当社のLDKの標準仕様は無垢の床材となっておりますので、相性は非常にGOOD!!同じものがひとつとしてない、天然木ならではの木目を照らすことで、その風合いをより一層楽しめること間違いなしです!非常にオススメな造り方となっております。

こちらはニッチの中にコンパクトな間接照明器具を組み込んだ事例です。

ダイナミックに長さのある間接照明を使っていた先ほどの写真と打って変わって、細長いニッチ内のタイルをクールに、そしてさり気なく照らしています。

この事例では玄関の下駄箱上に設置しています。お出かけの際や帰宅の際に毎日目に触れるであろう、素材感のあるニッチに間接照明をプラスワンすることでちょっとだけ日々の生活が楽しくなりそうですよね!

素材に関しては大谷石や無垢材などに変更しても陰影がしっかりと出て、きっと素敵になると思います♪

こちらは天井を折り上げて、その四方に間接照明を施した事例です。

天井を折り上げることで開放感を出していると同時に、上面を間接照明で照らすことによって、開放感にプラス、明るさも確保しています。

こうした造りにする場合、折り上げ天井内にダウンライトを計画するよりも、よりスッキリとした印象にすることもできます!「何かを照らす」という点においても間接照明はピッタリですが、実は「シンプルな空間を魅せる」というところにもばっちり使えるのが間接照明のも魅力のひとつです。

続いては先の写真とは逆に、天井を下げた場合の間接照明です。

天井を下げ、キッチンを落ち着いた空間にすると同時に、下げた天井を無垢材で仕上げています。その上に間接照明を計画することで、より立体的に、浮かび上がったように見える折り下げ天井になっていますよね!間接照明はただ単に「おしゃれな照明計画」という側面のみならず、空間や特定の箇所に奥行感や立体感をもたらすことも可能です。

さて、4つほどご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?間接照明にも様々な使い方やスタイルがあるのがお分かりいただけたと思います♪今回紹介した間接照明以外にもいろいろ様々なスタイルがございますので、またの機会にご紹介させていただければと思います!

最後まで読んで頂きましてありがとうございます。

次回のブログも楽しみにお待ちくださいませ!

 

それでは失礼致します。