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生産Gより現場のご紹介【土台敷き~建て方】

Category
現場レポート
Date
2017.1.15

こんにちは。 本年もよろしくお願い致します。
今年一回目の現場ご紹介は、新年ということで縁起の良い建て方(上棟)です。
下の写真は、「土台敷き」の様子です。
鉄筋コンクリートのベタ基礎の上に、1階床組を行います。
基礎と土台を、通気パッキンにより非接触にしていますので、腐朽・シロアリ害に強くなっています。
また、換気と共に床下が清潔なので、配管メンテナンスや床下の点検が容易です。

次の写真は、「建て方」の写真です。
高精度でプレカットされた構造材やパネルを大工さんが一気に組み上げて行きます。
写真では2階の屋根廻りまで進んでいます。(手前に材料を持ち上げるクレーンが見えます。)

屋根の小屋組が完了すると、最後に屋根パネルが施工されます。
安全第一なので、大工さんも全員ヘルメット着用で作業しています。
雨対策として、この後すぐに屋根及び建物を養生して最短で防水止水ルーフィングを下葺きします。

下の写真は、建物内に入って2階の勾配天井になる部分を撮ったものです。
天井の勾配を取るために、段々になっている大きな梁が見えます。
当社では、構造柱は「桧集成」、 梁(横架材)は曲げに強い「レッドウッドの集成」・「LVL材」
全棟構造計算を行い、耐震性能も最高等級を取得しています。

バルコニーの下地にも、耐震を考慮して構造用厚合板を貼ります。
(この剛床により、床の剛性が非常に高まりFRP防水も安心です。)
写真では、釘の種類・間隔などを確認しているところです。

最後の写真は2階床の大梁です。(H360㎜梁がH390㎜梁に掛かっています)
このくらいの大きさになると梁の転倒防止のため羽子板ボルトが上下に2本付きます。
床パネルと梁が一体化することで、相乗効果によって更に強くなります。

やはり木造住宅の構造体は力強く、見ていてわくわくします。
力の流れを感じるダイナミックなこの感じは、何とも言えず気持ちいいですね。
皆様もご自宅の建築の際には、是非しっかりした構造躯体を堪能してください。
もし、「自分の家では待ちきれないのですぐに見たい」という方は当社までお気軽にご連絡下さい。
直接目で見て体で感じる安心感、・・・きっと今後のご計画の参考になると思います。
それでは今回はこの辺にて失礼させて頂きます。ありがとうございました。