こんにちは。
今回は建て方から木工事完了までのそれぞれ進捗の異なる3現場のご紹介をいたします。
こちらは、建て方真っ最中のT様邸の様子です。
まさに絶好の晴天!次々と柱・梁などの部材が運び込まれ、熟練の大工さんにより段取り良く建て方が進んでいます。
柱の建て込みが終わり、屋根の下地づくり(垂木の取付け)が進んでいます。
この工程が進み、野地板を張って、家全体の骨格が明らかになります。
建て方が完了しましたので、お家の中を見ていきましょう。
間仕切りの柱が立ちならび、お部屋のイメージが少しずつ現れてきているのがわかります。
高天井のリビングです。
南向きで開放感があり、大変明るい気持ちいい空間になります。
このリビングの上階部には、シアタールームが計画されています。
大変楽しみですね。
こちらは、2Fの天井部(小屋組み)です。
しっかりと部材が金具により緊結されており、安定感ばっちりです。
こちらの厚さ24㎜構造用合板は、地震時には水平方向の力にしっかりと対抗する役割を果たします。
続いて、現在、ハイピッチで木工事が進んでいるI様邸の現場です。
外壁には防水シート(タイベックシルバー)が全面に張られ、第三者機関により施工の確実性の確認を頂いています。
こちらのシートは、アルミ被膜がなされており、遮熱や防水性に優れたものとなっています。
こちらは、将来、シアター・スポーツルームになる予定の大空間のお部屋です。
サッシも非常に大きく、その周りには十分な断熱材が施工されています。
断熱材の気密シートの間を黒色の気密テープでしっかりと埋めきることで、十分な気密性を確保しています。
こちらは、通常見ることのできない、階段を下から見あげた珍しい写真です。
金具を用いて、ささら桁と階段をしっかりと固定しております。
こちらの階段下スペースは、収納スペースになります。
こちらの建物は、規模が大きく、大変多くの資材を利用します。
この日も、トラックいっぱいに資材が運び込まれました。
最後に、最近、木工事を完了しましたT様邸です。
こちらも、あまり見ることのないユニットバス浴槽の構造をご紹介いたします。
浴槽は、断熱材でくるまれ、お湯の温度を下げない工夫が施されています。
橙色のホースはお湯用、青色のホースは冷水用で、それぞれの蛇口に接続されます。
こちらは、基礎部に使われる特殊な樹脂のご紹介です。
空洞の空いた樹脂を基礎と土台の間の全ての個所に設置することで、基礎の中に閉じ込められた空気を
外気と循環させる役割があります。これにより、常に基礎の中が換気され、湿気を排出する役割があります。
今回ご紹介しましたように、工程を追うごとに、通常ではなかなか見ることのできない個所が現れてきますので、
今後も随時に積極的にご紹介して参ります。
それでは今月はこの辺で失礼させて頂きます。
今回も最後までお付き合い頂きましてありがとうございました。