皆様、こんにちは。
ブログを開いていただきありがとうございます。
4月から新しい環境でスタートされた方々は、少しづつ環境に慣れて体の緊張もほぐれる時期でしょうか
5月になり日中の気温が高く半袖で過ごされる方を見かけることも増えてきました。
日中の暑さが残り少し寝苦しい夜を感じる季節です。
それでは今回も現場のご紹介をさせていただきますので、是非最後までお付き合いのほどよろしくお願い致します。
今回はM様邸の基礎工事の過程をご紹介をいたします。
こちらは基礎の鉄筋が組み終わった様子です。
基礎が出来上がるとコンクリートの部分しか見えませんが、実はコンクリートの中にはこのように鉄筋が入っています。
底盤と言われる基礎の底の部分はこのような感じです。
お写真を見ていただくと鉄筋の太さが様々だったり、鉄筋同士が重なって繋がっていたりしているのが見えると思います。
こちらは頑丈な基礎を造る上で重要なことで、異なる太さの鉄筋がどの部分に使用されるか、鉄筋を重ねて繋げるときの重ねる部分の長さなどは建築基準法で決められているので、それぞれの部分にしっかりとした意味があります。
続いて、コンクリートを施工した様子です。
コンクリート施工の順番は
底盤部分にコンクリートを流す
↓
底盤が固まるのを待ってから立上り部分の型枠を組む
↓
立上り部分にコンクリートを流す。
というような流れになります。
写真に写っている鉄製の材料で長方形状に組んであるものが型枠です。
型枠にコンクリートを流す際にもただ流し入れるだけではありません。
強度を発揮するために、型枠の中に隙間なくコンクリートを流し込む必要があります。
そこでバイブレーターという細かな振動を起こす機械で、隙間がなくなるようにコンクリートを均しながら流し入れます。
最後に基礎工事の仕上げです。
仕上げの施工で立上りの上面にレベリング材という材料を施工します。
レベリング材は、立上り部分上面を綺麗に平滑にし、高さを均一にさせるために施工します。
レベリング材の施工が終わり型枠を外すと・・・
基礎の完成です!!
主に基礎の鉄筋とコンクリートについてご説明させて頂きましたが、皆様は鉄筋とコンクリートの相性がいいというのはご存じでしたでしょうか?
実は、鉄筋とコンクリートはお互いの弱点を補い合ういい関係性です!
さらに、鉄筋は鉄なので錆びて脆くなってしまうのではと不安に思う方もいらっしゃるとおもいますが・・・
コンクリートがアルカリ性なので鉄筋が錆びにくくなり耐久性を高めてくれます!
お互いの弱点を補い合う関係性は素敵ですねぇ
今回は基礎工事の施工の様子をご紹介させていただきました!
いかがでしたでしょうか?
来月もまた、違った施工内容を紹介していく予定なので、楽しみにお待ちいただけますと幸いです。
最後までご覧いただきありがとうございました!
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