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設計グループより、S様邸の写真を掲載させていただきます!

Category
設計レポート
Date
2019.7.25

皆さま、こんにちは。
いつもホームページをご覧いただきまして、ありがとうございます。

雨が降ったりやんだりと、蒸し暑い日々が続いておりますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか?
日によって、気温の変化も激しく、体調の維持が難しい季節ですね。

熱中症対策はもちろんのこと、エアコンの効いている建物内と外では環境差が大変大きいので、

体調管理にはくれぐれも気を付けましょう。

 

さて、今回は、ナチュラルさとスタイリッシュさを兼ね備え、開放的な雰囲気が素敵なS様邸をご紹介させて頂きます。

早速、リビングから参りましょう。
床材は、深い飴色が特徴のマホガニーを使用しております。

世界三大銘木の一つに数えられ、『カリブの宝』と呼ばれるマホガニーは、

ファブリック系やレザー系のどちらの家具とも相性がぴったりです。

座面までの高さが通常より低く設計されているローソファーは、日本人が畳に座るように目線が低くでき、

気持ちをゆったりと落ち着かせる効果があると言われています。

さらに、こちらのお宅は南側道路に面しており、リビングの南側に壁を立ち上げて中庭とすることで、

道路からの目線も気にせず、大開口の窓を堪能できるよう配慮しています。

視線を気にせず使える中庭は、プライベートな空間として色々な用途に利用でき、最高ですね。

こちらは、見る方向を変えまして、リビングの吹き抜けに注目です。

南向きに開けた大きな窓は吹抜けの効果を最大限に発揮し、室内全体が大変明るい印象にさせます。

天井を上げ、ソファの高さを下げることで、空間としての広がりも感じさせる効果があり、より開放的な気分となりますね。

さらに、軒を出しておりますので、真夏の直射日光が室内に入らないように配慮されています。

続きまして、木質感が感じられるテーブルが映えるダイニングキッチンに参りましょう。

まず、ブラックのペンダントライトが目を引きます。

ペンダントライトはデザイン的にダイニングの主役的な位置づけになりがちですが、

このようにシンプルかつスタイリッシュなものをセレクトすることで、他の家具の引き立て役として活躍してくれます。

背面のカップボードも、敢えてホワイトにすることで、圧迫感がなくなり、清潔感が感じられます。

モダンなタタミコーナーは、ダークな色味が特徴となっています。

吊押入は、生活感が出てしまいがちとなる収納扉を敢えてお洒落な壁紙で包むことで、

逆にデザインとして演出しております。

この壁紙は紺色のスタイリッシュな色に金色のラインが入ったスタイリッシュな柄としつつ、

自然と和の要素も感じられるものをセレクトしました。

このように全体のまとまりとしてトーンを少し落とすことで、印象として大変落ち着いた空間となりますね。

2階の寝室の扉は大人っぽいダークな木目調としました。

天井までのフルハイトの扉だからこそすっきりとデザインすることができるアクセントの壁も、

見た目が楽しく仕上がっております。

ご主人拘りの書斎スペースは床をカーペットで仕上げているので、作業の合間などにゴロンと横になることができます。

壁には趣味のギターを掛けられるように壁の内部に補強を施しました。

まさにご主人の憩いの場としてご活用頂ける空間になりました。

続いて、玄関のアプローチに参りましょう。

門袖壁をホワイトの塗壁とし、黒の表札とポスト等でシンプルな色合いに仕上げました。

玄関廻りをホワイト色に統一することで、玄関ドアの木調やシンボルツリーのグリーンがより映える空間としております。

最後は、外観になります。

木目調のボックスが立体的なデザインとなり、それぞれにアクセントの外壁材を使用いたしました。

一方、アクセント壁も全体的に暖色系の色でまとめられており、どこかホッとするような優しい印象となっております。

以上、如何でしたでしょうか。

センスのよい色の使い方で、それぞれの部屋にそれぞれの印象をもたせ、全体として大変素敵なまとまりになりました。

ナチュラルとスタイリッシュの融合と清潔感のある白色の活用など、大変拘り尽くしたお宅でした。

S様、ブログへのご協力大変ありがとうございました。

今後とも末長いお付き合いの程、宜しくお願い致します。

それでは皆さま、最後までお付き合いいただきありがとうございました。

次回も楽しみにお待ちくださいませ♪

それでは失礼致します。